オリックス 杉本が契約更改で珍要求 「SKY」の映像新バージョン要望「若いファンの方も増えてきているんで」
オリックス・杉本裕太郎外野手(33)が3日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、800万減の6700万円でサインした。(金額は推定) 席上では球団に珍要求をした。それは、球団応援歌「SKY」のカラオケ映像の変更だった。 各カラオケ店、機種で使われている映像は現役時代の谷佳知氏(本紙評論家)や村松有人氏、川越英隆氏らが登場しているもの。その映像から現在は20年近く経った。 オフに入り、ファンとの交流をきっかけに「SKY」の映像変更の必要性を杉本は実感。「カラオケの『SKY』の映像が昔の選手しか(出てい)ないんで、今バージョンの、3連覇したメンバーぐらいの最近バージョンも増やしてほしいっていうのを要望したんですけど。これなんでかって言うたら、この前、淡路島のステーキハウスでイベントした時に、なんかファンの人と喋る機会があって、『なんでオリックス好きになったんですか?』って聞いた時に、『カラオケでSKYを聞いて、めっちゃかっこいいなって思って、そっからファンになった』っていう人がいたんで、それやったらと思ってなんすか。僕らも実際カラオケで『SKY』を入れた時に、自分らの映像とか流れたら多分嬉しいですし、今若いファンの方も増えてきてるんで、喜ぶかなと思って球団の人にお願いしてみました」と明かした。 久保管理部長は「まずいろんな調べることが先だなという風に思います。権利の問題もそうですし、いろいろあるでしょう。権利だけじゃないところもあるので」と話すにとどめた。