【京王閣競輪・ガールズ】グランプリ優勝の石井寛子「そんなの1回も考えたことない」
京王閣競輪のミッドナイトF2「ウインチケットミッドナイト競輪」が11日に開幕する。昨年12月29日の静岡「ガールズグランプリ2024」を制した石井寛子(39=東京)が凛々しい姿で、10日の前検日に姿を現した。 7年ぶり2回目の快挙、その価値は果てしないものだ。野暮な考えだと「1週間くらい休みを自分にあげて、とか考えませんか」と聞いてしまうわけだが、「そんなの、1回も考えたことない」が答えだった。 「グランプリが終わったら、次の年が始まっている」 競輪のあっせんはグランプリ出場選手とはいえ、翌年の1月から変わらずあり、普通に開催に出場していく。その戦いは、その年の暮れの舞台につながっていく。 「さすがに1回目のグランプリ優勝より、余韻は長かったです。でも、新年が京王閣という地元戦なのも大きくて。ヤバい!練習しなきゃ、ひたってられない!って(笑い)」 栄誉の後も練習とケアに時間を割き、2025年の戦いに備えてきた。そんな状況だが、笑顔は絶えず「応援してくれたみんながすごく喜んでくれるので。私の力じゃなくて、みんなの力で勝てたんです」と瞳は輝きっぱなし。 視線の先にあるのは、平塚「ガールズグランプリ2025」で、「出続けることがやりたいこと。今年、12回目に行きたい」。今年もより多くのファンの声援が、寛子の一身に集まる。
東スポWEB