タンスにしまうのやめました。「畳まない収納」を6年続けてみて分かったこと
家事はどれも面倒だけど、特に手間を感じるのが洗濯。 考えてみると、「洗う・干す・取り込む・畳む・しまう」と工程がとても多い。時間も手間もかかることが負担になっていた。 【全画像をみる】タンスにしまうのやめました。「畳まない収納」を6年続けてみて分かったこと
タンスをやめるという選択肢
そこで、特に時間がかかる「畳む」工程をなくすべく、思い切ってタンスに収納するのをやめてみたところ大正解だった。正直デメリットもあるが、この快適さを知ってしまったらもう戻れない。タンスをやめてもう6年近くなる。
服はハンガーへ、小物はカゴへ
まず、服は全てハンガーにかけて収納できるようにした。洗濯機から出した後、一つずつハンガーにかけて外に干し、そのまま取り込んで収納する。 畳む必要がなくなったことで、時間と手間を大幅に減らすことができるようになった。 靴下や下着類もできるだけ畳みたくない。種類別にカゴを用意して、洗い終わったものをポイポイ放り込むようにした。 これなら収納に時間がかからない。このカゴは中が見えるようなものがおすすめだ。下の方に沈んだ目当ての靴下もすぐに見つけられる。網目が大きいものにしておけば埃なども溜まりにくい。
朝の身支度も快適に
畳まないようにしたことで、朝の着替えも快適になった。お店で服を選ぶ時のように気軽に出し入れしてコーディネートを考えることができ、使わなかった服はすぐしまえる。 一目で全て見渡すことができるから、手持ちの服をフル活用できるようになった。タンスにしまっていたときは、コーディネートを考える過程で出した服を放置して山にしてしまうこともあったが、ハンガーにかけるようにしてからは整頓された状態を保てている。
デメリットもあるけど
とても快適な「畳まない収納」だが、デメリットもある。セーター類を普通にハンガーに掛けると伸びてしまうし、タンスに比べると収納スペースを大きく取る必要がある。 しかし畳まないで済む快適さは、何ものにも代え難い。 スペースの確保についてはその季節のものだけをハンガーに掛けて残りは収納しておくことで解決できるし、セーターは伸びない掛け方がいくつかあるので、調べて実践するようにしたら型崩れしなくなった。 少し工夫は必要だが、毎日毎日たくさんの洗濯物を畳むことに比べればずっと楽に解決できる。
面倒な洗濯がちょっと好きになった
今までは洗濯が面倒でたまらなかったが、手間なくすぐに終わるようになり、むしろ好きな家事になりつつある。もうタンスには戻れなさそうだ。
かくれい