え、これも冷凍できるの?おいしさが長持ちする「夏のフルーツ保存術」
夏はフルーツがおいしい季節。いろいろなフルーツを買いたくなりますが、せっかく買っても冷蔵庫の中で上手に保存できないと、おいしさが堪能できない場合もあります。そこで今回は、料理研究家・沼津りえ氏による著書『「冷蔵」「冷凍」「常温」-どれがおすすめ? 食品長持ち保存術』(主婦の友社)から、夏のフルーツのおすすめ保存方法を少しだけお届けします。 ◇ ◇ ◇
夏のフルーツのおいしさを長く楽しむなら「冷凍保存」がおすすめ!
すいか、もも、マンゴー……夏はフルーツがおいしい季節! でも近年の値上げトレンドの中で、フルーツの価格もどんどん上がってきています。だからこそ、「せっかく買ったフルーツを大事に食べていきたい」「できるだけおいしく長持ちできるように保存したい」と思いませんか? 実は、夏のフルーツの大半は、冷凍保存することで旬のおいしさを長く楽しめます。そこで今回は、各フルーツの冷凍保存の方法をご紹介します。 注意点は、解凍しすぎるとずいぶんが出てべちゃべちゃになってしまうところ。解凍できたらすぐに食べるか、もしくは半解凍のままシャーベット状で食べるのがおすすめです。
まるごと冷凍保存すると冷凍室の中で場所をとるので4等分に切り、ラップで包んで冷凍保存。ラップをぴっちり隙間なく使うことで、水分をキープできます。 ■解凍方法
常温に1分ほどおくと、包丁でサクッと切れるので食べやすい大きさに切ります。こまかく切って冷凍すると、果汁が出てしまので、食べるときに切るのがおすすめ。シャキシャキとした食感と十分な甘みが味わえます。 ■すいかの豆知識 90%以上が水分で、夏場の水分補給にも一役買ってくれるフルーツです。赤い果肉の品種には、トマトにも含まれるリコピン、黄色い果肉の品種には、β-カロテンが含まれ、どちらも抗酸化作用があります。皮や種にも健康に役立つ成分が含まれ、特に皮には、血管を若返らせるシトルリンがたっぷり!どちらも食用可能なので、無駄なく活用しましょう。 ■この夏のおすすめレシピ <捨てずに活用!「皮のみそ漬け」>