突如始まった似顔絵対決。太田格之進の米挑戦は「左遷です!(笑)」……牧野任祐にマル秘特技!? ホンダドライバートークショーは超フリーダム
12月14日、15日と2日間に渡って開催された『Honda Racing 2024 Season Finale』。2日目にはスーパーGTドライバーによるトークショー『SUPER GT フィナーレトーク ~ドライバーたちのオンとオフ~』が行なわれ、自身の趣味などについてトークを繰り広げた。 【動画】角田裕毅、インディカーを初ドライブ! トークショーに参加したのは、ARTAの松下信治と佐藤蓮、Modulo Nakajima Racingの伊沢拓也、STANLEY TEAM KUNIMITSUの山本尚貴と牧野任祐の5名。彼らは事前に趣味の写真を提出するように言われていたようだが、期限内に提出したのは伊沢のみだった様子。「こうやってね、ちゃんとやることやってると長くレースできるんだよ!」との伊沢の言葉には拍手があがった。 ちなみに提出したのは本格イタリアンを再現するために買ったアルミフライパンと、包丁の写真だったが、伊沢自身がそれほど料理に凝っているわけではなかったこともあり、トーク自体は不発に終わった。 その後は、佐藤の特技であるイラストの話に移り、佐藤がMCのひとりである英美里の似顔絵を即興で描くことに。“比較用”としてもうひとりのMCサッシャも英美里の似顔絵に挑戦した。ただ、佐藤の絵の上手さを際立たせるために描かせたはずのサッシャの絵が予想に反して特徴を捉えていて秀逸だったこともあり、斜め上の盛り上がりを見せた。 山本尚貴は、“後輩イジり”に徹した。彼が見せたのは、マレーシアのクアラルンプールの駐車場で頭を抱えるホンダドライバーたちの写真。これは太田格之進がインキーしてしまい、途方に暮れている時の写真とのこと。太田は来季はアメリカのIMSAに挑戦する予定で注目されているが、山本と牧野は「あれは(インキー事件の責任をとっての)左遷です」とのジョークで会場を笑わせた。 さらに山本は「最近特技があるんですけど、……モノマネが」と言い動画を再生すると、そこでは太田が現地の鍵屋に電話をかけ、英語で懸命にコミュニケーションをとっている傍らで、牧野がスペイン訛りの巻き舌の英語で周囲を笑わせていた(MotoGPに多いスペイン人ライダーをモチーフにしているとのこと)。標的にされた牧野はたじたじといった様子だったが、会場でも再現をリクエストされると、「ベリーディッッフィカルトトゥドゥラアイブ……」とノリノリのスペインアクセントを披露して大ウケだった。 その後も、牧野がステージから降りてファンからの質問を募ったりと、自由な雰囲気が漂っていたトークショー。オフシーズンのイベントらしい和やかな時間が流れていた。
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