【京都のおすすめホテル・ディナー】夏の京都で極上のステーキ&シーフードをいただく
約30日熟成された鹿児島県黒毛和牛サーロインは、350℃近い炭火の高温で表面をこんがり焼いた後、温度を下げ、4分ほどじっくり火入れする。 熟成することで柔らかさが増し、余分な水分も抜けることで旨みが凝縮。噛むほどに、牛肉のおいしさがジワリと広がっていく。
さらに肉料理だけでなく、シーフードや野菜料理もそろえ、食の多様性に寄り添ったメニュー展開に。例えば、カリフラワーを大胆にまるごと炭火で焼いた料理は、前菜としてみんなでシェアするほか、ベジタリアンの方は、一人でひと皿メイン料理として楽しむことも。 海外の方は日本人以上に食のスタイルがさまざまなことが多いが、ベジタリアンやペスカタリアンも一緒になってテーブルを囲むことできる。
「フォーシーズンズホテル京都」は、寺社仏閣が建ち並ぶ東山に位置し、敷地内には平家物語にも記された800年以上の歴史ある池泉回遊式庭園「積翠園」を有している。 ガラス張りの「エンバ・キョウト・チョップハウス」からも、庭園を一望でき、ライトアップされたテラスでいただくディナーも気持ちいい。 夜は特に海外の宿泊客の利用が高めに。料理もポーションが大きく、ダイナミックな盛り付けも、外国っぽく、海外のステーキハウスを訪れているような気分に浸れるのも魅力。 ホテルクオリティーのファインダイニングながら、堅苦しさがなく、和やかムードで、おなかも気持ちも満たされていく。 フォーシーズンズホテル京都「エンバ・キョウト・チョップハウス」 住所:京都市東山区妙法院前側町445-3 営業時間:11:30~14:30、ディナー17:30~22:00(21:00LO) 定休日:無休 TEL. 075-541-8288 TEXT BY JUNKO AMANO 天野準子 生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント