【京都のおすすめホテル・ディナー】夏の京都で極上のステーキ&シーフードをいただく
京都生まれ、京都育ちの食いしん坊、京都でおいしいものに出合いたければ、この人に聞けばハズレなし!そんなアマジュンこと天野準子の絶品満腹口福アドレス。6月はホテル・ディナーを紹介。今回は今年4月に登場した「フォーシーズンズホテル京都」のステーキ&シーフード「エンバ・キョウト・チョップハウス」 【写真】フォーシーズンズホテル京都でいただくグルメ
東山七条「フォーシーズンズホテル京都」
今やオフシーズンはないのでは?と言われるほど、1年を通して旅行者で賑わう京都。人気のレストランや割烹のなかには、数ヶ月前後まで予約が埋まっているという店もあり、思い立って急きょ京都に来たり、旅はノープラン派という方は、ディナー探しに困ることも。 そんな時に心強いのが、急な予約や食の多様性にも柔軟に対応してもらえるホテルの存在だ。 「フォーシーズンズホテル京都」では、今年4月、1階のダイニングが「エンバ・キョウト・チョップハウス」として名前も新たにオープンした。
料理長・セバスチャン・バルクデスは、アルゼンチン出身。17歳で料理の世界へ飛び込み、「シャングリ・ラ ドーハ」ではアルゼンチン料理レストランの料理長に就任。その後も、「マンダリン グリル」や「マンダリン オリエンタル クアラルンプール」、「シャングリ・ラ ザ・フォート」で腕を磨き、世界的にも有名な肉職人”ダリオ・チェッキーニ”が手がけるステーキレストラン「SLSバハマール」でも料理長を務めた。
アルゼンチンには、肉の塊を炭や薪で豪快に焼き上げる伝統的なアサードと言われるバーベキュー料理があり、セバスチャンにとってもアサードはDNAに刻まれている郷土料理であり、レストランでも、炭火焼きをスペシャリテにしている。 炭火焼きのなかでも特にオススメなのが熟成肉のステーキ。「日本では、鮮度いい状態で牛肉が仕入れられるのがすばらしい」と、セバスチャン。厨房に熟成室を設け、フレッシュな牛肉を仕入れ、自ら管理してエイジングを行っている。