「⚪︎⚪︎を先延ばしすると痩せる」「早起きが辛いときは小指を動かす」”面倒”なことを”超簡単”に実行するコツ
だから、ダイエットを成功させるには、意志の力を最小限で済むようにする工夫、つまり、なるべく「がまん」しなくて済む工夫が必要です。 そんな工夫の一つに、「後で食べよう」と考える、というものがあります。 甘いものを食べたいという衝動が訪れたとき、「甘いものはダメ」と歯を食いしばるのではなく、「後で」と一時的に先送りするわけです。 面白いことに、多くの人は時間が経つとその食欲を忘れてしまいます。 夜まで食欲が続く場合でも、「明日の朝食べよう」と自分に約束することで、その日は乗り越えることができます。
朝になり、まだ食べたければ約束通りに食べてもよいでしょう。 夕方や夜に食べるのに比べ、一日の始まりである朝に食べるとカロリーを消費しやすく、ストレスの軽減にもなるからです。 具体的な計画なしに、「後で食べよう」と思うだけで、ダイエットは始まります。 そして、この小さな一歩が、ダイエットの成功という大きな成果へつながっていきます。 兎にも角にも、最初の一歩を小さくすること、それが大切です。 ランニングを始めようとするのであれば、遠くを目指して走り出すのではなく、まずは近くのコンビニに買い物に出てみる。
勉強を始めようとするのであれば、いきなり教科書を開くのではなく、YouTubeで関連動画を見てみる。 仕事を始めようとするのであれば、いきなり作業に着手するのではなく、近くの同僚に話しかけてみる。 このように「始めたいこと」に関連する行動なら、どんなにささいなアクションでも構いません。 「始めること」がストレスにならないように、できる限りハードルを下げて、「スムーズに開始できる」ことから始めてみましょう。
人の心とは不思議なもので、始めてしまえば、次第にその気になってきます。 自然にするするとチャレンジしたくなるようにできているのです。 コンビニに向かっている途中で、「あと少し、このまま走ってみよう」と足を動かし続けたり。 YouTubeで歴史動画を見ているうちに、「あれはどうだったかな?」などと気になった出来事を教科書で調べたり。 同僚と世間話をしているうちに、作成書類の具体的なイメージが湧いてきて、むしろいますぐ作業を始めたくなったり。