「⚪︎⚪︎を先延ばしすると痩せる」「早起きが辛いときは小指を動かす」”面倒”なことを”超簡単”に実行するコツ
例えば私の場合、特にランニングがそうです。 毎回、走り始めるまでがとても面倒です。 でも、走り終わった後は大変爽快で、「今日も走ってよかった!」と心から思います。 私にとってランニングは、「やってよかった」と思えるもので、それは十分にわかっているのですが、毎回毎回、面倒なわけです(笑)。 人の心って厄介ですよね。 私の8歳の息子も、湯船に浸かりながら「お風呂に入ると、こんなに気持ちいいのに、なんで入る前はあんなに嫌なんだろう」とこぼしていました。
疲れ知らずの子どもですら始めるのは面倒なのですから、大人はなおさらです。 ■心理的なハードルを簡単に下げられる放送 そんな大人にとっては有り難いことに、ある研究によって、始める際の面倒さを克服するコツがわかったそうです。 それは、なるべく小さく始めることだそうです。 この話をするたびにいつも思うのですが、私を含め、多くの人が考える「最初の第一歩」は大抵大きすぎます。 例えば、「朝起きるのがつらい人」へのアドバイスは、大抵は生活習慣を整えるだとか、定期的な運動をするといったことです。
たしかにそれも大事ですが、起きる努力をするなら、まずはベッドで足の親指1本を動かしてみることからでもいいでしょう。 クエンティン・タランティーノの傑作『キル・ビル』では、4年間の昏睡から目覚めたユマ・サーマンは下半身が麻痺しており、立ち上がるまでに13時間かかるのですが、はじめに挑戦したのは右の足親指を動かすことでした。 プロの殺し屋らしく、決して慌てません。 ユマ・サーマンいわく、指を回せれば「関門は突破」だそうです。
さすがタランティーノです(笑)。 ■「がまん」とは無縁のダイエットがある! このコツは、ダイエットにも当てはまります。 私たちはダイエットを始める際、綿密な食事制限を計画したり、厳しい運動プランを立てたりします。しかし、三日坊主で終わってしまい、早々とダイエットを諦める羽目になります。 そんな大きな一歩では、なかなかダイエットは成功しません。 私たちの意志の力はとても弱いので、負担が大きなことは続かないのです。