3試合で7人が150キロ超を記録! 四国IL・徳島の投手陣が今年もスゴすぎる! 昨年6人ドラフト指名の“独立の雄”の育成力は健在
四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックス投手陣のアピールが止まらない。5月22日から24日にかけて行われた香川オリーブガイナーズとの3連戦で計7投手が150キロをこえるストレートを投げ込んだ。昨年達成した6人同時ドラフト指名の快挙に続くように、今年度在籍する投手たちも着実に進化を遂げている。 【一覧】香川OG3連戦で150キロ超えを記録した投手 22日の試合では、石川 槙貴投手(鹿児島城西-九州共立大=3年目)が先発のマウンドを任された。ストレートは150キロを計測し、その後も常時140キロ後半のストレートとキレのあるスライダーを軸に、緩いチェンジアップも織り交ぜた投球で7回被安打1無失点と圧巻の投球を披露した。続く23日の試合では5番手の川口 冬弥投手(東海大菅生-城西国際大-ハナマウイ=1年目)が自己最速の155キロを計測。威力のあるストレートで1回1/3を投げて4奪三振を奪い、リーグ最多の5セーブ目をあげた。3連戦最終日となった24日には、2番手の工藤 泰成投手(明桜-東京国際大)が自己最速を更新する156キロで相手をねじ伏せた。投じたストレートすべて150キロを超え、2イニング目は3者連続三振に切って取るなど、香川OG打線を圧倒していた。 他にも、杉本 幸貴投手(大垣日大-日本大=2年目)が自己最速タイとなる152キロを計測すると、中込 陽翔投手(山梨学院-山梨学院大=1年目)も同じく自己最速の150キロで押して2回3奪三振パーフェクト。東京国際大から加入した荒木 隆之介投手(伊勢崎清明-東京国際大=1年目)もダイナミックなフォームから151キロを投げ込んでいた。22日に韓国プロ野球KBOのSSGランダ―ス行きが決まったばかりの白川 恵翔投手(池田=5年目)も最速151キロで2回1失点4奪三振と持ち味の奪三振能力の高さを発揮していた。 日本国内だけでなく、世界からも熱視線を浴びている徳島の投手陣。リーグ最高勝率での前期優勝を狙う選手たちの活躍から目が離せない。