伏兵の坪内実がエース機をゲットして行き足に手応え/ボートレース唐津
ボートレース唐津の「スポーツ報知杯」は10日から15日までの6日間開催。今年の優勝が4回で並ぶ山田康二と前田篤哉は、若松SGクラシック出場へ勝負駆け。山田康は17日から始まるSG住之江グランプリシリーズ、前田は26日から始まる多摩川一般戦を残しているが、何はともあれ今節を制して望みを繋げたい。 山田康は「スリット近辺は少し余裕ありましたけど、試運転の出足でグッと行かれました」とペラの形を整えている段階で、前検は参考外といった具合。それでも11月末の地元戦は低調機を立て直して優勝しており、「悲観するような足ではない」なら今回も調整力を発揮して戦線をリードするか。 前田は「普通ですね」で下がったりはしなかったが、ターンで少し舟がバタついていたのは不安要素。実戦までにグリップを整えたい。 山田康と前田以外の12R「ドリーム」メンバーで目立つ選手は不在だが、伸び型エンジンを射止めた岡村慶太が一番時計をマーク。エース機に格上げされた41号機は伏兵の坪内実がゲットして、行き足に手応えあり。他では河野真也、富永修一、早川尚人が余裕ある動きを見せていた。
マクール