【西武】6月初の連勝!今井が8回8奪三振無失点で1カ月半ぶり4勝目 楽天戦は13連勝 4番岸先制打&外崎3号追加弾 松原移籍後初安打
■プロ野球 楽天 0-4 西武 (28日 山形) 西武は楽天に勝利し、5月29、30日以来1カ月ぶり、6月初めての連勝。22勝46敗1分の借金24とした。 試合は4回に4番・岸の先制適時打、6回には外崎の3号2ランで3-0。投げては楽天戦12連勝中の今井が8回8奪三振無失点の好投で楽天打線を封じ1か月半ぶりの4勝目。また2021年から続く楽天戦の連勝を「13」に伸ばした。 スタメンは1番ライト・松原、2番サード・児玉、3番セカンド・外崎、4番センター・岸、5番DH・中村剛、6番ファースト・山村、7番レフト・長谷川、8番キャッチャー・古賀、9番ショート・源田のオーダーを組んだ。 先発の今井は中6日で今季13度目の登板。自身4連敗中で、3勝4敗、防御率2.29。楽天戦は2021年10月から12連勝中、今季も3戦3勝と相性抜群。 楽天先発・古謝に対し、初回は2死から外崎が四球を選ぶも、岸が空振り三振に倒れる。 今井の立ち上がりは先頭の辰己にフェンス直撃の二塁打を浴びるも、鈴木大を見逃し三振、小郷には四球を与えるも、後続を内野ゴロに打ち取る。 打線は2回、3回と連続で三者凡退に倒れ、1巡目はノーヒットに抑えられる。 今井は2回は三者凡退、3回は1死から辰己に右前安打を許すも、けん制球で誘い出し2死。さらに鈴木大も二直に抑える。 すると4回に先頭の児玉が四球で出塁すると、1死から岸の打席で盗塁を決め、悪送球もあり三塁へ進塁。ここで岸が外角の球に合わせ、前進守備の二遊間を破る先制打を放ち1-0。 4回の今井は先頭の小郷にレフト線への二塁打を許すも、フランコを二ゴロ、渡邊佳を左飛、浅村を空振り三振に抑える。 5回の攻撃は2死から源田が中前安打、松原は左中間へ飛ばすもセンター・辰己のダイビングキャッチに阻まれる。しかし6回に先頭の児玉が四球を選ぶと、外崎がレフトスタンドへの3号2ランを放ち3-0。 今井は6回に先頭の鈴木大に中前安打を許すも、クリーンナップを抑える。さらに7回にも先頭の浅村に四球を与え、2死から村林に左前安打を許し一、二塁。ここで辰己を空振り三振に抑え7回までスコアボードに0を並べる。 打線は7回2死で松原がトレード移籍10打席目で初安打となる中前安打を放つも、児玉が空振り三振。8回には先頭の外崎がセンターへ二塁打を放つと、2死から山村がセンターへ適時三塁打を放ち4-0。 今井は8回も続投し、小郷に安打、自らの暴投もあり2死二塁となるも、代打・茂木を右飛に抑える。今井は8回124球7安打2四球8奪三振無失点で降板。 9回は2番手・アブレイユが登板しリードを守り切りゲームセット。今井は5月12日楽天戦(ベルーナドーム)以来の4勝目(4敗)を挙げた。