ヨーロッパで記録的な集中豪雨 洪水広がり少なくとも15人死亡
中央ヨーロッパでは、数日間にわたる記録的な集中豪雨で洪水が広がり、少なくとも15人が死亡しました。 ロイター通信によりますと、中央ヨーロッパでここ数日続いている集中豪雨により、多くの河川が氾濫しました。過去20年間で最悪の洪水となり、16日午後7時時点で、ルーマニア、ポーランド、チェコ、オーストリアで、少なくとも15人が死亡したことがわかっています。 チェコとポーランドの国境沿いの川の水位は、16日には下がり始めましたが、洪水は拡大していて、チェコでは1万2000人以上が避難しました。 ポーランド政府は、非常事態を宣言する予定で、EU=ヨーロッパ連合に援助を求めるということです。16日までは、さらなる雨と風が予想されるため、警戒を呼びかけています。