お肉の代わりの「大豆ミート」は食べ応え満点。本当においしかった意外な食材とは
持続可能な社会をつくるための「SDGs」。2030年までの達成をゴールとした「持続的な開発目標」を指し、世界的に注目されています。一見難しそうに感じますが、じつは私たちの暮らしのなかに取り入れられることがたくさんあります。今回のテーマは「プラントベースフード」について。SDGsに詳しいフジテレビの木幡美子さんが、実際に食べた感想や50代にうれしいポイントを教えてくれました。 【写真】おいしい~!「ソイうにパスタ」
植物由来の「プラントベースフード」はおいしい?
50代になると若い頃に比べて基礎代謝が落ちるうえに、女性ホルモンの減少で脂肪が分解されにくくなるそうです。人間ドックを受けるたびに、体重&体脂肪の数値が上がるのもそのせいでしょうか…。今までと同じように食べていてはダメだと、少し食生活を見直してみることにしました。 とはいえ、サラダや野菜類ばかりではなかなか満足感が得られないし、料理の種類も限られます。そこで目をつけたの「プラントベースフード」。 動物ではなく、プラント=植物由来の原材料を使った食品のことで、大豆や小麦などからできた、お肉やミルク、卵、バターなどにとってかわる食品のことです。ずいぶん前に一度試したことがあるのですが、当時は「肉」とは別物でした。でも、最近はかなり進化していると聞き、早速プラントベースに詳しい友人にすすめられた商品などをいくつか買ってみました。 大豆ミートのミンチタイプのものが使いやすいとのことで購入。cottaというお菓子づくりなどの材料を取りそろえたサイトから、水で戻さない冷凍タイプのものを買いました。近所のスーパーなどでもいろいろな種類のプラントベース商品があることに気がつきました。
ミンチタイプの「大豆ミート」をひき肉代わりに活用
これが「ファーマーズミンチ」と名づけられた大豆ミート。早速これで麻婆ナスづくりに挑戦。袋をあけてフライパンでそのまま炒めて使えるので便利。麻婆ナスの素を入れ、あっという間に完成! 完成した麻婆ナスの見た目はこんな感じ。普通は豚ひき肉を使うところを今回は大豆ミートにしたのですが、お味はというと…ちょっとさっぱりした鶏肉のような感じ。 試しに鶏ひき肉でもつくってみて比較しましたが、言われなければわからないレベルです。