毎週“部活動のお世話”よりしんどいのは、30~50代子持ち男女「親が勘弁してほしいと思う園・学校の行事」【トップ3】
この春から子どもが幼稚園、保育園、学校に入学、進級したという親も多いだろう。子どもの成長が実感できるうれしい時期ではあるが、同時に子どもたちの行事には親も参加したり、お手伝いをしなければならないことも多く、気が重いという人もいることだろう。そこで今回は、子どもがいる30~50代の男女100人に「親が勘弁してほしいと思う幼稚園、保育園、学校の行事」について聞いてみた。 ■【画像】「同級生みたい」益若つばさ、15歳息子との“超若見え”高校入学式ショット■ 第3位(10.0%)は、バザー。 各家庭が使っていない日用品やハンドメイド作品を提供し、その収益を学校に寄付し備品を購入するためのバザー。かつてはお中元やお歳暮といった文化があったため、いらないものを持ち寄るのが定番だったか、そうした文化が衰退し、不用品はメルカリなどのフリマアプリで売ることが当たり前になった現在は、バザーに出品する品物を探すのも大変。バザーの運営も人出がいるため、面倒に感じる人は多そうだ。 「バザーに出すものがそれほどない」(48歳/女性/総務・人事・事務) 「強制的に参加させられるから」(58歳/男性) 「バザーで出品する物を毎回探さないといけないので、自宅に不要品がないときにすごく困る」(46歳/女性/主婦) 「手作りのものを出さないといけなかったから」(58歳/女性/主婦) 「面倒くさい」(41歳/女性/総務・人事・事務) 「手作りが苦手だが、提供を呼びかけられて困った」(55歳/女性/主婦) 「当日だけでなく、持っていく品物の準備も大変で時間が割かれる」(57歳/女性/総務・人事・事務)
■第2位は休日に丸1日つきそい…部活動のお世話
第2位(13.0%)は、部活動のお世話。 部活動のお世話は、特に体育会系の部活がハードだ。休日に早朝から練習試合があり、親が当番で車を出して送迎することもあり、自分の子ども以外の部員も乗せるため、事故に遭った場合の責任なども怖い。他にも保護者が応援する場所の確保やお茶出し、買い出しなどさまざまなお世話に追われ、平日仕事をしている親には貴重な休み返上となり、休まらない。 「毎週土日に練習試合のため、遠方に出かけるたびに車を出して送迎。試合の審判や用具係などもやらされて、心休まる暇がなかった」(54歳/男性/研究・開発) 「休日に出る機会が多そうだから」(37歳/男性) 「スポーツの強豪校だった場合、親のほうが熱心という人も中にはいて、協力が十分にできないときに陰口を叩かれそう」(51歳/女性/主婦) 「できるだけのことはしたいが、どうしても抜け出せない業種もある」(58歳/女性/主婦) 「せっかくの休日に丸1日つきそいになることがあった」(54歳/男性/総務・人事・事務) 「運動部だったので遠征が多く、休日でも弁当や学校への送り迎えが必要で面倒だった」(57歳/男性/コンピュータ関連技術職)