【マイルス・デイビス】ジャズの帝王が音楽にもたらした大変革とは!?
ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスらとともに演奏するマイルス。撮影日は不明だが、’50年代終盤と思われる
来日公演も何度も行った!
1981年に来日し、新宿西口広場(現在の都庁前)で野外ライブを行ったときの様子。後日NHKでも放映された。以降、およそ2年ごとに来日し、’90年には東京ドームで開催されたジョン・レノン追悼コンサートで「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を演奏した
マイルス・デイビスの歴史
マイルスは人種差別を嫌悪しており、バンドメンバーにビル・エヴァンスをはじめ多くの白人ミュージシャンを起用した。そのことで激しい批判を受けることもあったが、「いいプレイをする奴なら、肌が緑色でも雇う」と発言したという。
新譜情報! エネルギーに満ちたフランス公演を収録!
9分半超の「ソー・ホワット」ほか、4時間に及ぶ未発表音源を収録。全5公演の記録。ハービー・ハンコックやロン・カーターなどのクインテットが熱い演奏を繰り広げる! 『マイルス・イン·フランスーマイルス・デイビス・クイ ンテット1963 / 64 ブートレグ・シリーズ Vol.8』 2024年11月8日発売、CD6枚組完全生産限定盤 1万2000円SICJ-334~339ソニー・ミュージックレーベルズ
教えてくれたのは [モーリー・ロバートソン] Morley Robertson
1963年、NY生まれ。東京大学とハーバード大学に現役合格。現在はタレント、国際ジャーナリスト、音楽家など幅広く活動中。最新著作『日本、ヤバい。「いいね」と「コスパ」を捨てる新しい生き方のススメ』(文藝春秋)が発売中。
この偉人になりたい度数【0/100】音楽的な偉大さからあえてのゼロ評価!
「あんな生き方はちょっと無理。薬物やDVは昭和の時代で終わらせないとダメですね。でも彼は本当に聴くべきだし、僕の0という評価の重みを感じてほしい!」
文=野中邦彦