レンタカーを運転中に「当て逃げ」された! レンタカー会社から「7万円」請求されたのですが、支払いは必要ですか?“自動車保険”に入っていなかったのでしょうか…?
当て逃げによる高額請求を避けたい場合はオプション加入を検討
当て逃げによる高額な請求を避けたい場合、追加オプションへの加入が有効です。 例えば、レンタカー会社各社が用意している免責補償オプションに加入することで、免責金額(自己負担)を0円にできます。40万円の修理費が必要となった場合、40万円全額を補償してくれるのです。ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーでは1日あたり1100円で加入できます(車種によって料金が異なります)。 これに加えて、ノンオペレーションチャージを免除とするオプションへの加入も検討しましょう。例えば、ニッポンレンタカーは1日あたり440円で、オリックスレンタカーは1時間までの延長料金や中途解約手数料が無料となるオプションとセットで660円で提供しています。 また、トヨタレンタカーは免責補償とノンオペレーションチャージ免除がセットになったオプションを1650円で提供しており、免責補償制度との差額は550円です。 これらのオプションは、当て逃げ被害に遭ったときの大きな助けとなります。レンタカーを借りる際は、レンタカー会社や借りる車種によってオプション料金が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
レンタカー出発前に免責金額とノンオペレーションチャージの確認は必ず行う
レンタカーを借りる際、最も重要なのは、事前に免責金額やノンオペレーションチャージの内容を確認することです。事故が起きた際に思わぬ出費を防ぐために重要です。 特に、当て逃げなどの予期せぬトラブルに備えて、必要に応じてオプションに加入すると良いでしょう。事前の確認とオプション加入によって、レンタカーの利用中に安心して運転ができ、万が一の際にも大きな負担を避けることができるでしょう。 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部
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