「きょうのことは忘れます」 大里桃子は10位から予選落ちで初メジャー「全英」へ
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目(10日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6685yd(パー72)◇7207yd 【画像】メダル獲得なるか 山下美夢有が「パリ五輪」最終日をスタート 2週後には海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」に初挑戦。渡英を前に今週が最後の出場となる大里桃子は通算3オーバーの66位で予選落ちに終わり、「きょうのことは忘れます」と気持ちの切り替えに努めた。 悪天候により順延となった第1ラウンドの未消化分を終えて3アンダー10位の好位置。引き続き行われた第2ラウンドは一転し、1バーディ、3ボギー2ダブルボギーの「78」をたたいた。今週のフィールドで「全英」にエントリーしている6人(大里、小祝さくら、竹田麗央、吉本ひかる、岩井明愛、岩井千怜)の中で、予選落ちしたのは大里だけだった。 この日26歳になったバースデーウィークで、渡英に向けて弾みをつけたいところだった。「朝からアプローチがうまくいかず、後半もティショットが曲がってしまい、リカバリーできずに2連続ダブルボギーを打ってしまった。残念な誕生日となりました」と悔やんだが、「誕生日なんで許します」と前を向く。 2週後のメジャーは、プロ6年目にして初めて臨む海外でのプレーとなる。「最高に楽しみたいです」と緊張の様子は見せず、「しっかり予選を通過していい経験を積んできたい」と表情を引き締めた。(長野県軽井沢町/松島流星)