シティにわずかに及ばなかった

キャプテンとしてチームを引っ張ったウーデゴー photo/Getty Images

アーセナルは勝点「89」でプレミアリーグをフィニッシュし、2位となった。優勝したマンチェスター・シティは勝点「91」であり、あと一歩及ばなかった。 ［動画］マイナスのクロスに合わせた冨安の見事なシュートが炸裂！ 実際、シティやリヴァプール相手の直接対決にもアーセナルは負けなかった。対シティでも今季は1勝1分と上回っており、ほんのわずかな取りこぼしが明暗を分けてしまった。 しかしCLベスト8への進出を果たし、プレミアリーグではBIG6相手に一度も負けなかったなど、昨季に続きミケル・アルテタ監督にとって手応えのあるシーズンだったのではないだろうか。アルテタは試合後、ファンに向けて「悲しまないでください。我々はこれ以上のものを望んでいるし、手に入れるつもりです」と宣言した。 また、アルテタはすべてにおいて、チームが次のレベルに到達したと語った。 「彼らの競争の仕方、将来についての話し方、チームとして達成できる理由についての話し方。そこに本物の信念を感じた。彼らは本当に強い意志を持っている。相手の顔色を伺って戦うという気持ちはなかったし、本当に勝ちたいと思って全力で戦った。今,、私は本当にそう感じています」 アルテタはこのように語ったが、今季のアーセナルが次のレベルに到達したと言えるかは意見が割れそうだ。キャプテンのマルティン・ウーデゴーもファンへの挨拶のなかで「自分たちの進歩をとても誇りに思う」と語っていたが、シティに最後まで対抗したのがアーセナルだけだったことは事実。しかし結局、無冠に終わったことも事実である。 タイトルという結果には届かなかったが、明確な成長をまた見せたアーセナル。来季こそ、アーセナルがリーグタイトルを獲るシーズンがやってくるのか。楽しみに待ちたいところだ。