旗手の一撃には相手指揮官も「スーパーフィニッシュだった」と脱帽 セルティックで旗手&古橋が見せたクオリティの差
セント・ミレン戦で衝撃ゴール
12日にスコットランドリーグ第33節でセント・ミレンと対戦したセルティックは、後半にMF旗手怜央、FW古橋亨梧、FWアダム・アイダのゴールで3-0の勝利を収めた。 前半45分間はセント・ミレンも何とか耐えていたが、やはりクオリティではセルティックが上だった。セント・ミレンを指揮するスティーヴ・ロビンソンも細かいところの差があったと振り返っており、中でも旗手と古橋のゴールには脱帽している。 「我々は前半45分間素晴らしかったが、(旗手と古橋の)素晴らしいゴールがあった。あのような2ゴールで負けることもある。最初の(旗手の)ゴールはスーパーフィニッシュだったね。レベルの違いがあった。 決定的なチャンスとは思わなかったが、彼はそれをうまく活かした。古橋の2点目の動きも信じられないほど素晴らしい動きだった」(英『HITC』より)。 旗手は52分に右サイドからグラウンダーのボールを受け取ると、相手DFが寄せてくる前に右足のアウトにかけたシュートでネットを揺らした。トラップからフィニッシュまでの流れが非常に素早く、あれに対応するのは難しいだろう。 その8分後には古橋がヘディングシュートで追加点を奪ったが、右サイドからのクロスに対して得意の動き出しで綺麗に合わせた。 両者の良さが詰まったゴールで、同日ロス・カウンティに敗れたレンジャーズとの勝ち点差は4ポイントに開いた。特にセルティックは旗手の復帰で攻撃のクオリティが一段上がったように感じられ、そのテクニックはリーグでも屈指だ。
構成/ザ・ワールド編集部