【秋のガーデニング】鉢植え向き《ポットマム》の「魅力・種類・育て方」1鉢で玄関が映え空間に!
アメリカ生まれのポットマムは、鉢植えで楽しむキクの一種。ガーデンマムとも呼ばれます。 ◆【写真9枚】1鉢置くだけで映え空間をつくる《ポットマム》の写真をチェック! コンパクトな株姿ですが、小ぶりの花が密集して咲くので、一鉢だけでも豪華で華やかになるのが魅力です。 花色や花の形がバラエティー豊富で、秋から初冬まで長い間開花。今回はポットマムについて、その魅力に迫りながらさまざまな花の形や育て方を詳しく紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ポットマム」にまつわるあれこれ
・ポットマムとはどんな花? ・ポットマムの魅力 ・ポットマムの花形別の種類5選 ・ポットマムの育て方
ポットマムとはどんな花?
・学名:chrysanthemum x grandiflorum ・科名・属名:キク科デンドランセマ属 ポットマムは鉢植え栽培を主とした園芸品種として、アメリカで生み出されました。開花時期は9~11月で、小さめの花が株をおおうように密になって開花するのが特徴です。 品種が豊富で育てやすいので、初心者からベテランまで幅広く愛されています。 ※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)
ポットマムの魅力
●豊富なカラーバリエーション ポットマムの花色は赤・黄・オレンジ・ピンク・紫・白などさまざま。グラデーションやバイカラーの品種もあり、好みや庭の雰囲気に合わせて自由に選べます。 ●育てやすさ 植えっぱなしにしても毎年花を咲かせる多年草で、比較的丈夫な性質。手入れも簡単なため、ガーデニング初心者にもオススメです。 ●長い鑑賞期間 ポットマムは開花期間が長く、初秋から初冬まで楽しめます。また花の寿命も長く、つぎつぎと花芽が出て途切れることなく開花するのも魅力です。
ポットマムの花形別の品種5選
●アネモネ咲き アネモネ咲きはアネモネのように花の中心部がふっくらと盛り上がり、その周囲を花弁が取り囲んで開花するのが特徴です。 中央部と花弁の色とのコントラストが鮮やかで、庭をよりいっそう華やかにしてくれます。 ●デコラ咲き デコラ咲きはバラやダリアのようなゴージャスな花姿が魅力。多くの花弁がぎっしりと集まって、エレガントな雰囲気を漂わせます。 色鮮やかでボリューミーな花が、秋から冬にかけての庭を明るく華やかに演出してくれるでしょう。 ●スパイダー咲き スパイダー咲きは細長い花弁が放射状に広がり、名前どおりクモの足のような姿。今にもクネクネと動き出しそうな、独特の形状がインパクト抜群です。 細い花弁が風に揺れ、庭に軽やかな動きを与えます。 ●スプーン咲き スプーン咲きは花弁の先端がスプーンのように広がる様子がユニーク。ユーモラスで愛らしい花姿が、庭のアクセントとしてピッタリです。 秋の庭にポップで明るい雰囲気を与えてくれます。 ●ポンポン咲き ポンポン咲きは球状に咲く花がまるでポンポンのよう。ひとつひとつは小さい花ですが、密集して咲くのでこんもりとまとまって華やかな印象になります。 小ぶりで愛らしく、周りの花ともよくなじむので、引き立て役としてもオススメです。