【Jr.ウインターカップ】琉球ゴールデンキングスU15 が準々決勝進出、越が26得点と活躍[中学バスケ]
好スタートを切った琉球が逃げ切って8強入り
1月6日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」男子3回戦でB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2024準優勝の琉球ゴールデンキングスU15(沖縄)と同ベスト8の岩手ビッグブルズ U15(岩手)とが対戦。スタートダッシュを決めた琉球が22点リードして迎えた3Q、岩手が19-14と盛り返したが、琉球が71-44で勝利。準々決勝では、3回戦でバンビシャス奈良U15(奈良)を下したサンロッカーズ渋谷U15(東京①)と対戦する。 【写真】琉球ゴールデンキングスU15対岩手ビッグブルズ U15の写真ギャラリー(15点)をチェック 琉球は1回戦で倉敷南中(岡山)に68-46、2回戦ではRCSクラブ(秋田)に72-55で勝利しての勝ち上がり。No.54越圭司、No.29宮里俊佑、No.56友寄快星が軸となるチームだ。一方、岩手は1回戦でBUHTO長野(長野)に59-58、2回戦でHADANO EARTH(神奈川①)に77-64で下して3回戦に進出。こちらはNo.10佐藤璃介、No.23安倍然が得点源となった。 いい試合の入りをしたのは琉球。No.54越がコーナー3Pを決めると、ドライブで仕掛けてくる岩手の攻撃をしのぎ、速い展開からNo.54越が3Pプレー、さらにNo.56友寄のフリースロー、No.29宮里のレイアップと得点し、開始2分半で9-0とした。 ゴール近くでシュートを放つもリングに弾かれる岩手は残り1分40秒、No.16畠山翔愛のレイアップでチーム初得点を奪うと、続いてNo.8神田蒼忠が3Pシュートを成功。しかし、No.54越の3Pプレー、No.29宮里、No.95川満佑絃の3Pシュートなど得点を重ねた琉球の18-5で1Qを終えた。 追いかける岩手は2Q、合わせのプレーからNo.23安倍、No.10佐藤が得点。さらにNo.16畠山が連続3Pシュートで追加点を奪うが、琉球もNo.13照喜名朝葵、No.54越の2Pシュート、No.95川満佑絃の3Pシュートでスコアを伸ばす。残り4分で31-15とした。その後も琉球がシュートを沈めて40-18でハーフタイムを迎えた。琉球はNo.54越が16得点、9リバウンドをマーク。岩手は2本の3Pシュートを決めたNo.16畠山が8得点で引っ張った。 琉球は3Q、ファーストオフェンスでNo.54越の3Pシュートを射抜くと、No.29宮里がドライブから、No.56友寄がリバウンドから決めるなど得点を重ねていった。岩手は、No.23安倍のシュート、さらにNo.8神田のアシストでNo.12吉田然莉が得点といい形も作ったが残り4分で25点ビハインドになった。しかし、このあたりから岩手のディフェンス強度がアップ。琉球の攻撃を凌ぐと、No.10佐藤、No.23安倍の3Pシュートなどで得点し、3Qは19-14。琉球の54-37で3Qを終えた。 いい流れを作った岩手は4Q序盤に、No.16畠山が3Pシュートを成功。点差を縮めたが、琉球No.54越を止めることができない。プルアップ3Pシュートに続いて、レイアップと連続得点を許して再びリードを広げられてしまった。琉球は終盤、No.95川満が活躍。71-44で勝利した。 琉球はNo.54越が両チームトップの26得点。3Pシュート4本を決めたNo.95川満が16得点、No.29宮里が10得点と3人が2桁得点。さらにNo.56友寄は9得点、13リバウンドを記録した。一方、岩手はNo.16畠山が3Pシュート4本を決めて20得点とチームを引っ張った。