タイパを重視し、夕食はいつもチェーン店の牛皿定食にしています。毎日同じメニューだと栄養が偏りますか?また、自炊と比べてどれだけお金がかかるでしょうか?
自炊との費用比較
牛皿定食やそれに準ずるメニューの価格は店舗によって異なりますが、すき家では並盛で640円です。1ヶ月を30日として、毎日夕食で同じメニューを食べるとすると、費用は1万9200円となります。 ゴーフード株式会社が実施した「一人暮らしの食生活」に関するアンケート調査によれば、全体の50%が自炊1回あたりの費用を301~500円と回答しています。次いで多いのが300円以内で、約30%です。 もっとも、食材の購入費用は利用する店舗ごとに異なり、食べる量やメニューによっては1回の食事で購入した食材を使い切らないこともあるため、自炊における費用はそれぞれで大きく異なります。つまり、一概には断定できません。 アンケートで一番回答が多かった費用のうち、最大値である500円を1食分の自炊費用と仮定すると、1ヶ月30日で1万5000円です。すき家の牛皿定食を食べる場合と比較すると、毎月4200円節約できることになります。 自炊には、取り組み方次第で、より費用を抑えられる見込みがある点を考慮すると、牛皿定食のような外食は割高といえます。ただし、調理や買い物などにかかる時間と手間がない点は、外食で済ませることのメリットといえるでしょう。
意外と栄養は偏らないが、食費は高くなりがち
牛皿定食は、脂質の高さが少々気になるものの、栄養のバランスは意外にも悪くありません。もっとも、価格が安い牛丼チェーンとはいえ、毎日の外食は自炊と比較すると食費が高くなりがちです。 タイパ的には不向きですが、食費の節約とよりバランスの取れた食事ができる点では自炊にも大きなメリットがあるといえます。朝食や昼食で摂取する栄養のバランスにも配慮し、1日を通してバランスの良い食事を心がけるとよいでしょう。 出典 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版) 株式会社ゼンショーホールディングス すき家メニュー 栄養成分一覧表 株式会社ゼンショーホールディングス すき家メニュー ゴーフード株式会社 春から新生活!「一人暮らしの食生活」に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部