【アディダス オリジナルス】名品「サンバ」と「スタンスミス」をスタイリストが解説! スニーカー選びの新基準は「“内羽根”or“外羽根”」
スニーカー好きでおなじみのスタイリストの高野さんが、トレンドのクラシックスニーカーの新しい視点の選び方を指南! いつものおしゃれにフィットする、私らしいスニーカーに出合えるかも。 【写真】大人に似合うスニーカー&スニーカーコーデ ◇お話を伺うのは… 手持ちのスニーカーは約100足以上という、自他共に認めるスニーカーラバーであるスタイリスト・高野麻子さん。ご本人も大好きだというクラシックスニーカーについて直撃! 【スタイリスト 高野麻子さん】 女性誌やカタログなどを中心に活躍中の人気スタイリスト。カジュアルをベースにした個性のあるスタイリングに定評があり、ヴィンテージやメンズ服をバランスよく取り入れたファッションもお得意。
スニーカー選びの新基準は“内羽根”or“外羽根”
■初耳ワード“内羽根”“外羽根”って? 「私がいつもスニーカー選びのときに着目しているのが、"内羽根”“外羽根”の部分。主にメンズの革靴に対して使われる言葉なのですが、初めて聞いた方が多いかもしれませんね。簡単に言うと“羽根”とは、靴ひもを通す穴がある部分のこと。“内羽根”とは『サンバ』のように穴の部分と甲が一体化しているような仕様(左)、“外羽根”とは『スタンスミス』のように穴の部分が甲の上に覆い被さっているような仕様(右)のことを指します。革靴だと“内羽根”はフォーマルで、“外羽根”はアクティブなイメージを与えるとされています」。
■きれいめ派なら”内羽根”サンバ、カジュアル派なら”外羽根”スタンスミス 「一般的に『サンバ』はカジュアル、『スタンスミス』はきれいめなイメージが強いスニーカーなのですが、もし今までと少しだけ視点を変えるなら、そんな革靴の仕様にならって、あえてきれいめな着こなしには“内羽根”の『サンバ』、カジュアルな着こなしには“外羽根”の『スタンスミス』を合わせてみることをおすすめします。こうするだけで普段の着慣れたコーディネートが、より今っぽく新鮮なバランスに更新されるはず。私自身はこの夏は、トレンドのミニボトムに“内羽根”のスマートなスニーカーを合わせたい気分。スリットスカートなど少し女っぽいボトムの裾から肌をちらっとのぞかせて楽しむのもよさそうです」。