FA目玉ソトの価値は「大幅に過小評価されていたかも」 “大谷翔平超え”の可能性に米メディアも熱視線「注目すべき予測だ」
プロスポーツ史上最高額の契約が結ばれるかもしれない。 今オフにヤンキースからFAとなったフアン・ソト。目下ストーブリーグで最大級の注目を集めており、大谷翔平の10年7億ドル契約に匹敵する可能性も指摘されてきたが、はたしてどんなメガディールが交わされるだろうか。現地時間12月5日、米放送局『ESPN』は、15年総額7億5000万ドル(約1125億円)規模の契約を予想している。 【動画】強烈な先制2ラン!ファン・ソトがポストシーズン2号本塁打を放ったシーン 記事内で同局のバスター・オルニー記者は、「激しい入札の嵐だ。もしこれが繰り延べ契約となった場合、15年総額7億5000万ドル程度になる可能性もなくはないだろう」と主張。ジェフ・パッサン記者もそれに賛同し、「オオタニの7億ドル契約から1年経たないうちにソトが上回ってしまうかもしれない」と私見を示した。 これらの分析には、米メディアからもさまざまな反応が寄せられている。中でも老舗スポーツ専門誌『Sports Illustrated』は、「26歳スラッガーのために市場がどこまで動くかを示す注目すべき予測だ」と記述。「どこかの球団が世代を超えた打者の獲得に成功するが、そのために巨額のお金を投じなければならない」と続けている。 また、米スポーツ専門サイト『Bleacher Report』は、「オフシーズン当初の見積もりが彼(ソト)の年俸を大幅に過小評価していたかもしれない」と報道。「もし総額7億5000万ドルとなれば、昨オフにオオタニがドジャースと結んでいる10年総額7億ドルの契約を上回り、プロスポーツ史上最高額の契約だ」と強調していた。 パッサン記者によれば、現地時間12月9日(日本時間10日)のウインターミーティング前に決着するかもしれないというソトの争奪戦。その行方に引き続き注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]