サウジのムハンマド皇太子が訪日を延期-国王の健康状態が理由
(ブルームバーグ): サウジアラビアのムハンマド皇太子は20日から予定していた日本訪問を延期した。林芳正官房長官が同日午前の記者会見で発表した。サルマン国王の健康状態が理由という。国営サウジ通信によると、同国王は肺の炎症に苦しんでおり、医療検査を受けていた。
林官房長官によると、サウジ政府が19日深夜、日本政府に訪日は延期せざるを得なくなったと伝えたという。訪日日程については改めて両国間で調整するという。
ムハンマド氏は2022年にも訪日する計画があったが、直前に中止している。今回は21日に岸田文雄首相と首脳会談を行うほか、22日には天皇陛下とも会う予定だった。
サウジのサルマン国王、高熱と関節痛で検査へ-国営通信
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Takashi Hirokawa