初心者にも優しい、寄り添い型の大型スポーツだった! ホンダのロードスポーツモデル『CBR650R』に試乗するよ~高梨はづきのきおくきろく。~
あとメーター表記が日本語なのもやさしい! 英語だとかっこいいけど、目を凝らして頭で変換するのに少なからずタイムラグが生まれるから、パッと見でわかるのは本当にありがたい。 メーターは、ホンダ専用アプリからBluetoothでスマホと連動登録しておくと、接続されたヘッドセットを通じてライダーの音声を拾うこともできて、スマホのマップ操作や電話応対、音楽の曲送り操作が可能なんだって。なんだか車みたいでラグジュアリーな感じがするね!
CBR650Rに、またがってみよう
シート高は810mmで、わたしの身長(158cm)での足付きは、つま先立ちで両足着くくらいだったよ。
ハンドルを握ると前傾姿勢でタンクに覆い被さるような体勢になるね。わたしは上体を起こした姿勢で乗るのが一番楽なので、アップハンドル推奨派なんだけど(笑) CBR650Rよりももっと前傾姿勢になるバイクもたくさん知っているので、このCBR650Rはその中でもアップハンドル寄りで、かなり乗りやすいバイクかなって思うよ。 前傾姿勢で長距離ツーリングはしんどくなってくるだろうなーと想像しちゃうけど、これなら大丈夫かもって期待もできる、そんなポジションだね。 スタンドをついた状態でまたがってから、片足でヨイショって車体を軽々起こせたので、その軽さに驚いた。
大型バイクって、車重があるバイクや車高の高いバイクがほとんどなので、本来教習所で習うような、先にスタンドを払ってから乗り込む方法が実際楽で、安心もできるけど、体幹がない人ってそこでフラついたりするじゃない? キャリアなんかが付いていると最悪で、尚のことまたがってから車体を起こした方が、立ちゴケしにくくなるってわかってるので、この車体の軽さは、低身長ライダーや女性ライダーにとっては超重要項目だよね! 大型排気量と聞いただけで、なんとなく重くて取り扱いがしづらいマイナスイメージがあったけど、CBR650Rの車重は209kgと400ccと比べると10kg程度しか差がないんだよね。これはスポーツバイクに挑戦したい大型免許取り立て初心者や女性に朗報だとおもう! 足を真下に下ろしてもステップに当たったり引っ掛かることがなかったのもストレスフリーでよかったなぁ。