初心者にも優しい、寄り添い型の大型スポーツだった! ホンダのロードスポーツモデル『CBR650R』に試乗するよ~高梨はづきのきおくきろく。~
ロードスポーツモデル「CBR650R」に、さっそく試乗してみよう
それじゃ、エンジンかける前からベタ褒めが終わったところで、さっそく試乗していこう!!
エンジン始動後、ニュートラルから1速に落とすと…あれ? ギヤが入りにくいような気がする。少しアクセルを開けてから入れると1速に入りやすいみたい。これは特性か、試乗機のクセなのかわからないけど、少し残念だったかな。 よく信号待ちしている大型車両が発進する時「ブォン!」って鳴らしてから走り出す人居るけど、あれって癖でやってるのかと思ったけど実はギヤが入りにくいからだったりするのかな?とふと思ったりした。経験者いたら教えてね。 少しつまづいたけど、無事ギヤが入ったところでスタートする!
低速は軽やかに進んでいくよ。最初はつまづいたクラッチ操作も、一度入ってしまえば、あとは滑らかに繋がってくれて、細やかなに反応してくれるから、神経質にならなくていいのは◎。そのまま2速に入れて進むと意外にもマフラーの吹け上がり音がすごい! 私がこれまで試乗させてもらったホンダのバイクは中低音で比較的静かな音が多かったから、これにはホンダのスポーツ魂をめちゃくちゃ感じれて良いね。 夜中、静かな住宅街とかに入庫するときは少し気を使いそうだから、この吹け上がりは使用環境によって好みが分かれそうだけど、CBR650Rの水冷直列4ストロークが、「いま!わたしは!バイクに!乗ってます!」って高揚感を焚きつけてくれるので、もうめちゃくちゃ満足度高いよ。ドカーンとわかりやすく伝わるので、そういうバイク、わたしは好き! どんどんスピードを上げていっても、発進時と変わらずどこまでも滑らかで軽やかで扱いやすく乗りやすい。気になるクセもなくスイスイ~っと進んでくれる。こういうところ、さすがホンダだなぁと思わせられる。
一般的な公道で、ストレートが続くところでは4速くらいで走るのが気持ちよかったな。ストップ&ゴーが多い時は2~3速くらいで、エンブレ効かせながら乗るのがストレスなく楽しめていいかもね。街中での大型ってとにかく重くて疲れるイメージだったけど、アクセル操作は軽いし、クラッチレバーも握りやすいから手が疲れ知らず。ハンドルが幅広いから左右に切りやすかったのも最高だった。 なにより、エンジンの吹け上がりサウンドがいいから、ゆっくり走っていても飽きなくていいね。トンネルの中とか気持ちいいんだろうなぁ。