【MLB】カブスがマット・フェスタを獲得 レンジャーズからDFAの救援右腕 昨季は19試合に登板
日本時間1月10日、カブスは金銭トレードでレンジャーズから救援右腕マット・フェスタを獲得したことを発表した。フェスタは2022年にマリナーズで53試合に登板するなど、メジャー通算108登板の実績を誇るが、レンジャーズがクリス・マーティンを獲得したことに伴ってDFAとなり、ロースターの40人枠から外されていた。なお、カブスはすでに40人枠が埋まっていたため、フェスタ獲得に伴ってユーティリティ・プレーヤーのマイルズ・マストロボーニをDFAとしている。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在31歳のフェスタは2016年ドラフト7巡目指名でマリナーズに入団。順調にマイナーで結果を残し、2018年にメジャーデビューを果たした。2020年2月に戦力外となってロースターの40人枠から外され、3月にはトミー・ジョン手術を受けたが、2022年に3年ぶりのメジャー復帰。この年は自己最多の53試合に登板し、2勝0敗2セーブ、6ホールド、防御率4.17を記録したが、翌2023年はわずか8試合の登板にとどまり、シーズン途中で解雇された。 昨季はパドレスとマイナー契約を結んだものの、パドレスではメジャー昇格を果たせず、メッツへ移籍。メッツでも1試合(1回4安打5失点)の登板にとどまり、その後レンジャーズへ移籍した。レンジャーズでは勝ち運に恵まれ、18試合に登板して6勝0敗、防御率4.37を記録。しかし、今季の戦力構想には入っておらず、DFAとなったあと、金銭トレードでカブスへ移籍することになった。 カブスからDFAとなったマストロボーニは29歳のユーティリティ・プレーヤー。2022年にレイズでメジャーデビューして8試合に出場し、2023年はカブスで61試合に出場した。移籍2年目となった昨季は50試合に出場し、二塁、三塁、遊撃、左翼、右翼の5ポジションをこなしたものの、打率.194、0本塁打、4打点、2盗塁、OPS.469と低迷。フェスタ加入に押し出される形でロースターの40人枠から外されることになった。