治安守る決意新たに、和歌山県警年頭視閲式 白バイ隊が巧みな走行技術を披露
和歌山県警の年頭視閲式が9日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティの駐車場で行われ、参加した約260人の警察官らが県内の治安を守る決意を新たにした。昨年は能登半島地震の影響で中止しており、2年ぶりの実施となった。 式では、県警音楽隊の演奏に合わせて部隊が行進したほか、白バイ隊が障害物を避けて走行するなどして日頃の成果を披露した。さらに、パトカーや災害と爆発物処理に対応する特殊車両などが走行し、県警ヘリ「きのくに」も会場上空を旋回した。 野本靖之本部長や岸本周平知事らも出席。野本本部長は「社会変容を背景とする治安情勢の変化に的確に対応するため、犯罪や事故の抑止をさらに推し進める。職員がそれぞれの立場で持てる能力を最大限発揮してくれることを心から期待している」と訓示した。