【オートレース】初日は2着発進 森且行「昼のセットをやらないと」~G2伊勢崎レジェンドカップ
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は4日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のG2「レジェンドカップ」第9R「予選」に出走。8車立ての8枠からスタートし、最後方からの追い上げ展開に。序盤の展開メイクに成功した角南一如が次々と先行勢を切り崩して先頭に立ったが、森も負けない足色で付いていき2番まで順位を上げた。最後の最後まで角南との差を詰めることはできなかったが、3番手以降は大きく離して2着でゴール線を通過した。 ロッカーへ戻ってきた森は「いやあ、コースがでけえ~。すごく大きかった。あそこへは行けないよ!離されなかったけれど、差は同じだったね」とまずはアウトコースをぶん回って勝利した角南の快速を称えた。 「とりあえず(前回2連勝の)夜のまま行ったけれど、メッチャ鈍かったよ。やっぱり昼のセットをやらないとだめだね。でも、ハンドル周りは大丈夫そうだね。腰回りはもう少しだけれど。スタートは最悪だったよ。回転を落としてしまったね」 それにしても、角南の豪快なアウト走法を「もう、本当にすごかったよ!マジで!」と時に笑みを浮かべながら感嘆していた森の姿を見ていると、本当にオートレースが好きなんだなあ、とその思いが伝わってきました。 惜しくも勝利はならなかったが、まるで一ファンに戻ったような声色で感想を口にした森だが、彼の走りに熱い感動と興奮を覚えるファンもたくさん存在する。2日目・11R「二次予選A」(午後4時発走予定)では、今度は森自身が熱戦を見つめるファンに示す番だ。
報知新聞社