【富良野・美瑛】小山薫堂さんが推薦「美食&美景レストラン」"新しい贅沢”を感じる最旬レストラン3軒
アスパラガス、ブロッコリーなど、野菜のゆで上げを中心にした定番の一品は、地元・美瑛のものを中心とした食材の魅力をシンプルに、力強く引き出したもの。メインのパイ包みは、美瑛の鹿と豚肉のおいしさをギュッと閉じ込めたような濃厚な味。大きな窓の向こうに小麦畑が広がり、奥の工房で焼かれているパンとともに、"北海道の味"に向き合い、じっくりと味わう贅沢な時間が流れます。 <写真>ディナーコースのメイン「鹿のパイ包み焼き」。鹿肉に、美瑛産の豚肉を合わせてパイ包みにしたもの。鹿の骨などから取ったスープを加えた濃厚なソースを合わせて。
【bi.ble】 北海道上川郡美瑛町北瑛921 営業時間/11時~14時30分、17時30分~19時30分(ともにL.O.) 定休日/火曜 ※11月~4月上旬は冬季休業 昼コース3,800円~、夜コース 9,000円~ ※要予約
3.valore(バローレ)[美瑛]
■畑の中の一軒家イタリアンで目にもおいしい料理を堪能 ここにお店が?と思う、畑の中に建つ一軒家レストラン。「自然派のイタリアンで、シェフが北海道の食材を巧みに扱います」と小山さん。生産者に直接素材の話を聞いて料理のアイディアを練るというシェフの才田誠さんは、この地で、型やお決まりの流れではなく、素材ありきの料理に目覚めていったと語ります。 <写真>メインは仔羊のローストと華やかな野菜。野菜のソースと、仔羊の付け合わせの両方にニンジンとバジルの要素を使い味につながりを。
メインの新得産仔羊のローストは、先に美しく盛られた野菜が登場し、テーブルが華やいだところに肉が登場するという演出が盛り込まれています。"わざわざ訪れたくなる店"を目指し、またそうやって訪れたお客様に楽しい驚きが提供できるよう工夫されたメニューは、季節ごとに変わり、次回の訪問を楽しみにするファンも多いのだそう。 <写真>函館直送の毛つぶ貝を使った冷前菜。貝の出汁の泡、フェンネルのアイスパウダーの中に貝の身とキュウリが入った爽やかなひと皿。