【九州場所】獅司が新入幕2連勝 ウクライナの母親は〝意外な反応〟「何で懸賞がないの?」
大相撲九州場所2日目(11日、福岡国際センター)、新入幕獅司(27=雷)が幕内武将山(28=藤島)を寄り切って2連勝。取組後は「(上手を取って)つかまえたのが良かった。2連勝? 頑張ります」と声を弾ませた。 ウクライナ出身で、同国からは初の新入幕力士となった。初日に幕内初白星を挙げると、戦禍が続く祖国に残る母親に勝利を報告。「おめでとう。頑張って」と祝福の言葉をかけられた一方で、素朴な疑問をぶつけられたという。獅司は「昨日(初日)電話をして喜んでいた。でも『なんでコレ(手刀を切る動作=懸賞)がなかったの?』って言われた」と笑った。 この日は、初日になかった懸賞を3本手にして、手取りで9万円をゲット。ネットの決済手段を利用して贈り、親孝行を果たすつもりだ。
東スポWEB