「板野友美」が夫・高橋奎二の“税金の悩み”を吐露 「もらいすぎた野球選手」高額税金問題の深刻度
■現役で16年活躍しても年金は「7万円」? 昨年12月30日の「イット!」(フジテレビ系)では、元楽天監督で、現役時代は中日、西武、阪神で16年間活躍した野球評論家の田尾安志氏が出演し、現在の年金事情について明かした。 田尾氏によると、国民年金は現役時代から納め、引退後は厚生年金に加入したといい、現在の年金支給額は合わせて1カ月当たり7万1050円。田尾氏の現役時代にはプロ野球年金制度があり、選手からの掛け金やNPBの資金で運用し、10年以上の選手登録で55歳から毎年支給される仕組みだったそう。最高額で年間142万円入るはずだったが、11年に制度が解散したことで、田尾氏は制度の復活を提言していた。 「メジャーリーグの年金制度は、62歳から毎年、その選手が死去するまで現在のレートで約2200~2300万円が支払われる『生涯年金』です。満額受給するには最低10年間のメジャー在籍が条件(5年在籍で満額の50%)。1軍登録される40人の枠に毎年入り続けるのは至難の業で、日本人の満額受給資格者は野茂英雄、イチロー、松井秀喜、大家友和の4人のみです。とはいえ、スケールはかなり大きいですし、日本でもこうした年金制度が整備されれば、選手も将来に不安を抱かず、野球に専念できるかもしれませんね」(同) アパレル事業が成功している板野だが、夫の“セカンドキャリア”についても、すでにいろいろと考えているかもしれない。 (泉康一)
泉康一