給食甲子園、石川の支援学校優勝 地元食材使った献立競う
地元食材を使った献立のアイデアや栄養バランスの工夫を競う第19回「全国学校給食甲子園」の決勝大会が8日、東京都内で開催され、石川県立明和特別支援学校が優勝した。 優勝した献立は、石川県で漁獲されたタラのアクアパッツァや、加賀野菜のスープ煮、堅豆腐入りサラダなど。サラダのドレッシングには、製造技術が国の登録無形民俗文化財となっている能登の魚醤「いしる」を使った。学校栄養職員の岡春菜さん(35)は「食育は大事との思いで取り組んできて、献立に詰め込んだ」と話した。 準優勝は高松市立香南学校給食共同調理場。特別賞には富山県高岡市立野村小、兵庫県相生市立双葉小、那覇市立松川小が選ばれた。