【8月15日は年金支給日】標準夫婦に「約46万円の年金」が支給される理由
物価上昇に耐えうる資金対策を
2024年度における標準夫婦の年金額や、8月15日に約46万円が支給される理由、今後の年金支払額の予測についてお伝えしました。 年金は物価の変動などを考慮したうえで毎年決定されます。 2024年現在、世界的にインフレが進む中で、日本でも緩やかに物価が上昇しており、2025年度、2026年度においても物価がやや上昇することが見込まれています。 予測通り、物価が上昇すれば、来年の年金支払額もやや増額されることになりますが、一方で食費や生活費として必要なお金も高くなってしまう可能性がある点には注意が必要です。 物価上昇に対抗できるような資金対策を今のうちから始めておくことが大切です。
参考資料
・総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)6月分」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から 2.7%の引上げです~」 ・日本銀行「経済・物価情勢の展望」 ・日本年金機構「令和5年4月分からの年金額等について」
逆瀬川 勇造