夫はコンビニの“大盛り”カップ麺をよく食べるのですが、割高ではないですか?塩分やカロリーも気になります…
コンビニのカップ麺が好きだからと、つい大盛りばかりを購入してしまう方もいるでしょう。カップ麺の種類にもよりますが、大盛りばかり食べていると塩分を多く摂取することになるので、注意が必要です。 少しでも健康を意識したいなら、カップ麺との食べ合わせや種類をよく考えて選びましょう。今回は、コンビニの大盛りカップ麺は割高なのかや大盛りカップ麺の塩分量、健康とカップ麺についてご紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
コンビニの大盛りカップ麺はいくら?
コンビニチェーン店2社(以降A社、B社とします)で販売されているカップ麺の値段を調べたところ、コンビニオリジナルブランドのしょうゆラーメン大盛りはA社が税込み198円、B社が税込み約214円でした。 対して、A社の通常サイズのしょうゆラーメンは税込み168円、B社の通常サイズは税込み約171円です。大盛りサイズと比べるとA社は30円、B社は約43円の差があります。人によっては大きな金額差と感じるケースもあるでしょう。 なお、A社のカップ麺は公式ホームページで内容量も公表しており、大盛りサイズは1食112グラム、通常サイズは1食74グラムです。1グラム当たりの値段に換算すると大盛りサイズは約1.8円、通常サイズは約2.3円なので、量のコストパフォーマンスは大盛りサイズの方がよいといえるでしょう。
塩分は取り過ぎにならない?
先述したA社とB社の大盛りカップ麺を比較しましょう。A社のカップラーメンでは食塩相当量は7.1グラム、カロリーは463キロカロリーです。一方、B社のカップラーメンは食塩相当量が5.7グラム、カロリーは473キロカロリーになります。 厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、15歳以上の男性の食塩摂取目標量は1日当たり7.5グラム未満です。もしコンビニのカップ麺をスープまで含めて食べると、A社なら1食でほぼ1日の基準値に近くなってしまいます。B社の場合でも、半分を超える結果です。 結果から分かるように、頻繁に大盛りのカップ麺を食べていると、ほかの食事があることを考えても塩分の過剰摂取になる可能性はあります。 さらに、農林水産省によると、ごはん1杯(約150グラム)のカロリーが234キロカロリーとされています。A社、B社のカップラーメンはともにごはん約2杯分のカロリー量です。食べ合わせにもよりますが、カロリーの過剰摂取にも注意した方がよいでしょう。 可能であれば、大盛りではなく通常サイズのカップ麺に変えることも、塩分摂取量やカロリーを減らす方法のひとつです。