「やれることはいろいろ変えていきたい」巨人・桑田2軍監督 “練習の質を大事に” 意識改革へ
宮崎で行われているフェニックスリーグで指揮を執っている巨人の桑田真澄2軍監督。今月17日に報道陣の取材に応じ、春季キャンプでの改革について語っていました。 【画像】巨人2軍のコーチングスタッフ 「1軍との兼ね合いもあると思う」と前置きした上で、「やれることはいろいろ変えていきたいなと思っています」とした桑田2軍監督。 具体例としてあげたのは練習時間でした。今季はアーリーワークとして朝6時半から練習を始めました。これについては「寒いところだといい動きができない」と一言。「2月の宮崎はだいたい11時から午後4時半くらいまでが暖かい。暖かい時間にぜひ練習したい。朝はウエートしたりね。暖かい時間にグラウンドにでて、練習したいなと考えています」と続けました。 桑田2軍監督の指導の基幹となっているのは「スポーツ医科学」と、高校の頃からモットーにしている“量より質”という考えです。 「2軍は成長期の選手を預かるので、できるだけ睡眠時間を確保して、栄養を消化する時間をとって、練習するとかやりたいですね」 体で覚えさせるだけではなく、頭で理解することも大事にしたいという桑田2軍監督。 「頭で理解できていないと、なかなか上達もしないので、両方で理解。ファームと1軍はなぜ違うのかというと技術力が違うわけです。技術力を高めるのに疲れているときにやっても上達しないんですよ。元気なとき、集中力があるときに技術力を高める、というふうにやっていきたいなと思います」と笑顔で意気込みました。