【55歳からの美容】負担にならないように〝気持ち優先美容〟にシフト。美木ちがやさん
いくつもの化粧品や美容法を試し、取捨選択を繰り返してきたクウネル世代。その経験からたどり着いた、大人美容で大切なこととは?今回は、トータルビューティーデザイナーの美木ちがやさんに「きれいのために やめたこと、始めたこと。」を伺いました。 【画像一覧を見る】
”ルーティーン”の縛りから 気持ちを解放しました。
「体も精神的にも疲れているときに、無理してお手入れすると、かえって眠れなくなったりして本末転倒。朝はこれをつけて、夜はこれをやって......というスキンケアのルーティーンを守るのをやめました。〝これをしなくちゃ〟と思うと顔 つきも穏やかになれないし、美容が負担になってはいけないから、〝気持ち優先美容〟にシフトしました」と美木さん。 「普段は化粧水、美容液、乳液、クリームとステップを重ねますが、やる気が起きないときは簡単にすませて歯を磨いてパッと寝るに限る!この年齢になるとお手入れよりも睡眠や食事のほうが重要になってきますからね」 パーツケアを活用するのもひとつの手。 「アイクリームは乾燥、くすみ、くま、たるみなど肌悩みに対応する成分が凝縮されているので、広げて塗れば顔全体をケアできるし、マスクはのせるだけでいいので、首まで一気にケアできてラク。お風呂のついでにフェムケアをするだけでも、お手入れした満足感が得られます」
『クウネル』2024年11月号掲載 写真/加藤新作、 取材・文 /矢沢美香
クウネル・サロン