東京ヴェルディ歴代最高助っ人は? 出場試合数ランキング1位。誰もが認めるリーダー! 名門復活の立役者は?
32年目のシーズンを終えたJリーグでは、これまでにさまざまな選手がピッチに立ってきた。長い歴史で多くの助っ人が来日し、クラブの成功・発展に力を尽くして、さらにはレジェンドとなって愛された選手も多くいる。今回は、東京ヴェルディ(ヴェルディ川崎時代を含む)在籍時に最も多くJリーグに出場した外国人選手を紹介する。※成績はJリーグ通算
1位:マテウス(ブラジル) 生年月日:1993年4月10日 Jリーグ通算出場数:171試合 在籍時期:2020- マテウスは、2020年に東京ヴェルディに加入したブラジル人GK。クラブの外国人選手としての最多出場記録を今季更新し、見事1位に輝いた。 11歳でコリンチャンスの下部組織に入ったマテウスは、サッカー王国ブラジルでも期待のGKで、13年にはブラジルA代表に招集されている。当時のマテウスはトップデビューがない若手だったが、それほど注目されていた選手だったことがうかがえる。 しかし、コリンチャンスでなかなか定位置をつかむことができず、リーグ戦の出場はないまま、19年にフィゲイレンセへ移籍。そして、20年に東京Vにやってきた。 26歳で東京Vに加入したマテウスは、プロとしての経験値に不安はあったものの、すぐにフィットした。守備能力が高く、冷静沈着なプレーでチームに落ち着きをもたらし、すぐにレギュラーになっている。22シーズン途中に城福浩監督が就任してからはチームの守備組織がまとまり、昨季J2では31失点。リーグ最少失点の守備力をベースに、J1昇格を成し遂げている。その中心にいたのが、GKのマテウスだった。 今季はJ1昇格1年目ながら6位という好成績を残した東京V。チームを引っ張る一人だったマテウスは、ブラジルでは期待されたほど飛躍できなかったが、東京Vでは誰もが認めるリーダーだ。
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