「自民は国民と維新を両天秤に」 愛媛「正論」懇話会で高橋洋一氏が講演
愛媛「正論」懇話会の第71回講演会が18日、松山市のANAクラウンプラザホテル松山で開かれ、嘉悦大教授で元内閣参事官の高橋洋一氏が「国内の政治情勢と経済の展望」と題して講演した。 高橋氏は17日成立の今年度補正予算で日本維新の会が賛成に回ったことを挙げ、「国民民主はキャスチングボートを失い、自民は国民民主と維新を両天秤にかけられる状況になった」と指摘。今後の国会運営について「自民は維新と国民民主を分断して議論を進めるだろう」と分析した。 また、最大野党の立憲民主党は執行部が減税に消極的だとし、「立民と国民民主が共闘することはないだろう」と言及。国民民主が強く訴える「103万円の壁」引き上げを含む減税議論は、まだ先行きが見えないとした。