【京阪杯】デビュー2年目の河原田菜々 縁深いラプタスと重賞初挑戦
「京阪杯・G3」(24日、京都) ビッグチャンスが舞い込んできた。デビュー2年目の河原田菜々騎手(20)=栗東・渡辺=が自厩舎のラプタスに騎乗し、京阪杯で重賞に初挑戦する。「うれしいですね。やっぱり重賞は憧れの舞台でしたし、楽しみです」と瞳を輝かせる。 ラプタスは以前、今年3月に定年を迎えた松永昌厩舎に所属していた。厩舎解散と同時に渡辺厩舎へ転厩。解散前は松永昌厩舎の馬にもレースでよくまたがっていた河原田は「お世話になっていましたし、縁を感じますね。乗せていただくことになり、馬主さんをはじめ、関係者の皆さんに感謝したいです」と闘志を燃やす。 栗東坂路で行われた最終追いに騎乗。力強く駆け上がり、4F52秒8-38秒8-12秒8をマークした。「初めて乗せていただきましたが、しまいまでしっかり動けていましたし、時計も悪くなかったです」と好感触。芝での実戦は3歳の2月以来となるが、「スピードもあるので芝でも悪くないと思います」と優しく相棒の鼻をなでる。13日に20歳の誕生日を迎えた鞍上。新たな1年に弾みをつける。(デイリースポーツ・小田穂乃実)