中野信子氏「立花孝志さんが10人出てきたら」仰天選挙戦術に「公職選挙法を変えないと」弁護士は「違法ではないが」
脳科学者の中野信子氏が23日、読売テレビ「あさパラS」に出演。兵庫県知事選でNHKから国民を守る党の立花孝志党首がとった戦略について、「今後は法改正が必要では」と私見を述べた。 立花氏は今回、出直し再選を目指した斎藤元彦氏への応援を目的に出馬。「自分には投票しないで、斎藤氏に入れて」と訴えた。抜群のSNS発信力も奏功。選挙期間中に斎藤氏のYouTubeが110万再生だったの対して、立花氏は1500万回再生というパワーもあいまって、当選した。 出演した島田さくら弁護士は「立花さんがこういう形で立候補することを、現在の公職選挙法は想定していない。立花さんの今回の立候補は、法律に反していない」と明言した。 一方で「今後もこのやり方を認めると、選挙カーを2倍使えるとか、2倍の戦力で戦えることになる。これを防ぐなら法改正が必要」と話した。 MCのハイヒール・リンゴが「防がなきゃあかことなのかな」と中野氏に見解を求めると「立花さんみたいな人が、仮に10人出てきたら、10倍選挙カーが使えちゃう。お金はかかるけど、有効な戦術になるから、選挙が変わっちゃう。早晩、公職選挙法を変えなきゃ行けないことになると思う」と持論を披露した。