中東担当顧問に娘の義父 トランプ次期米大統領
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は1日、アラブ・中東問題を担当する大統領上級顧問に、レバノン系米国人の実業家マサド・ボウロス氏を起用すると発表した。 具体的な役割は不明だが、トランプ氏は「交渉人で、中東における平和の揺るぎない支持者だ」と説明した。 ボウロス氏は、トランプ氏の次女ティファニー氏の義父。大統領選挙中、イスラエル支持のバイデン大統領に不満を抱くアラブ系の支持獲得に奔走し、トランプ氏も「アラブ系米国人コミュニティーとの新たな連携の構築に貢献した」と称賛している。