ビットコイン、9万3000ドルを割り込むも、トレーダーは短期的な反発を予想
ビットコインは反発か?
8日の下落で、ビットコインは11月下旬から取引されているレンジの下限に戻った。Web3分野の開発者やアーティストのためにデザインされた共同作業スペース「Station3 NYC」の創設者であるクロスアセット・トレーダー、ボブ・ルーカス(Bob Loukas)氏によると、ビットコインは今後数日で安値から反発する可能性が高いが、価格はレンジ内での保ち合いにとどまり、史上最高値を更新する前に下値に引き戻される可能性もあるという。 「極端な弱気になる必要はないが、この領域を本当に去ることができるようになる前に、レンジ相場にとどまって、10万ドルという数字にもっと慣れる必要があるかもしれない」と、ルーカス氏はXに投稿した。 10日の米非農業部門雇用者数と今月末に開かれるFRBの会合がビットコインの軌道に影響を与えるだろうと、ヘッジファンドのQCPは指摘。1月20日のトランプ大統領就任式が近づくにつれて、ビットコインは反発すると予想した。 QCPのアナリストは、「市場の期待が高まるなか、ビットコインの反落は一時的なものに過ぎず、トランプ大統領の就任式が楽観的な雰囲気に火を付け、強気な値上がりの舞台を整えると考えている」と述べた。 |翻訳・編集:山口晶子|画像:Shutterstock|原文:Bitcoin Slips Below $93K in Crypto Selloff, but Trader Sees Short-Term Bounce
CoinDesk Japan 編集部