若手育成向けレーサーマシンも続々登場! 日本とヨーロッパの若手育成環境の違いとは レーシングライダー大久保光のEICMAレポート
ちなみに香川県に拠点を置く全日本チームのTEC2が、12インチのミニバイクの車体にモトクロッサーの450ccエンジンを搭載したマシンを製作中とのことで、うまくいけば今年の冬には乗れるとのこと。そちらも、個人的に楽しみなマシンだったりします。 ヨーロッパではこのようにローカルレースで様々なレーサーカテゴリーのレースがあるのが現状。正直、マシンの金額を見ると、とても簡単に手を出せるものではありませんが、それでもこのような環境があるのは改めて羨ましいと今回EICMAで若手育成カテゴリのマシンを見て思いました。 私は今ヨーロッパを拠点に活動しており、稀にではありますがヨーロッパ人ライダーの若手育成コーチとして呼ばれることもあります。 そのような経験を日本にどうにかして伝えられたらと思うと同時に、今自分にできることを少しずつできればと日々考えています。 次回は再び市販車をメインに、EICMAに登場したバイクをご紹介できればと思います。
大久保光