ミニクーパーの購入を検討中。維持費の目安は「年間20万円」と聞きましたが、実際はどれくらいかかりますか?
ミニクーパーの購入を検討している方で、年間の維持費がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。ミニクーパーの場合も通常の車と同様に、税金や保険料などのさまざまな維持費がかかります。 今回は、ミニクーパーの購入価格や維持費について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
ミニクーパーのメーカー希望小売価格
ミニクーパーのメーカー希望小売価格は、表1の通りです。 表1
※ビー・エム・ダブリュー株式会社「モデル一覧」を基に筆者作成 ガソリン車や電気自動車などでも価格は変わりますが、最も安いモデルで315万円から購入でき、高いモデルは593万円からとなっています。
ミニクーパーを購入したあとにかかる維持費
車を購入したあとは、自動車税や自賠責保険料、メンテナンス費用などのさまざまな維持費がかかります。ここでは、ミニクーパーを購入したあとにかかる維持費を解説します。 ■税金 車を購入すると、自動車税と自動車重量税の2つの税金がかかります。 自動車税は車の排気量に応じて金額が異なり、毎年5月末までに1年間の自動車税を支払わなければいけません。一方で、自動車重量税は車の重さに応じて税金が課され、新車購入時とそれ以降は車検の際にまとめて支払う仕組みです。 ミニクーパーの排気量はモデルによって異なりますが、1496~1998ccまで存在し、令和元年10月1日以後の新車購入時には、3万500円~3万6000円の自動車税がかかります。 また、ミニクーパーの重さは一番軽い車種で1210キログラム、重い車種で1680キログラムあるため、新車購入時の自動車重量税(エコカー外)は3万6900円~4万9200円となっています。 ■自賠責保険料 自賠責保険は車を購入して運転する際に、必ず加入しなければいけない保険です。 車の自賠責保険には12ヶ月~37ヶ月の保険期間が設けられており、1万1500円~2万4190円(沖縄県以外)の保険料がかかります。 新車購入時は初回の車検が36ヶ月後となるため、保険期間内に車検が受けられるように1ヶ月プラスして37ヶ月にすることが一般的のようです。 ■車検費用 車検費用はおもに、法定費用(自賠責保険料+自動車重量税+印紙代)、車検基本料金、部品交換代などで決まります。 仮にミニクーパー購入後の初回の車検とした場合、法定費用は一番安くても6万円程度かかるでしょう。車検基本料金や部品交換代は、車検を行う場所で異なりますが、5万円程度とされているようです。 先ほどの法定費用と合わせると、11万円程度の車検費用はかかる可能性があります。 ■そのほかの費用 そのほかにも、メンテナンス費用やガソリン代、駐車場代などの維持費も支払わなければいけません。 もし、ミニクーパー独自のメンテナンスパックに加入した場合、スタンダードパッケージの3年プランで12万7600円、ライトパッケージの3年プランで10万1200円かかります。 ミニクーパーの燃費は1リットルあたり10~20キロメートル程度とされているため、ガソリン価格が1リットル175円として毎月300キロメートル走るとすると、毎月のガソリン代は2625円~5250円となります。 また、住んでいる場所により駐車場代は異なりますが、1万円前後が平均のようです。
ミニクーパーの維持費は年間で13万円程度かかる
ミニクーパーにかかる維持費を合計すると、初回購入時からの1年間で最低でも13万円程度かかる可能性があります。 税金や自賠責保険などはもともと定められているため、それほど変動はありませんが、月々のガソリン代や駐車場代などによっては、さらに維持費が高くなるケースもあるでしょう。 ミニクーパーの購入を検討している方は、購入費用だけでなく、購入したあとの維持費も考慮したうえで検討してみてください。 出典 ビー・エム・ダブリュー株式会社 MINI モデル一覧 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部