今年の夏は頭皮まで日焼け対策を!頭皮の日焼けの症状と鎮め方
1. シャワーは冷水を使う
日焼けにより頭皮が炎症を起こしている間でも、頭を洗って髪の毛のケアを続けるのは簡単なことじゃない。「そのため、シャワーは冷水かぬるま湯で浴びるようにしましょう」とハートマン医学博士。「ストレートアイロンやドライヤーなど、熱を使うスタイリングもしばらくの間は避けることです。冷やしたタオルや保冷剤を巻いたタオルなどで頭皮全体を冷やすと、不快感を和らげられます」
2. 保冷剤を当てる
日焼けの症状を鎮めるには、冷蔵庫で冷やしたタオルや氷枕で日焼けした箇所を冷やすのが効果的。「ミント、ユーカリ、エキナセアなどの低温圧搾されたエッセンシャルオイルやアロエベラジェルを頭皮に直に塗るのもおすすめです」と提案するのは、認定毛髪学者でスカルプセラピーを提供する「Root Cause Scalp Analysis」の創設者、ブリジェット・ヒル氏。
3. 刺激を与えないようにする
日焼けして24時間以内にシャンプーするのは避け、シャンプーは頭皮にやさしいものを選ぶようにしよう。「硫酸塩やジメチコンを含むシャンプーの使用は避けることです。さらに刺激を与え、熱を閉じ込め、炎症を悪化させる恐れがあります」とハートマン医学博士。しばらくシャンプーをしたくないという人は、代わりに頭皮を落ち着かせるウィッチヘーゼルのスカルプリンスやローズウォーターを使用して、赤みや不快感が和らぐまでの間はコンディショナーやスタイリング剤が頭皮に触れないよう注意すること。 熱によるスタイリングは中止すべきだけれど、日焼けの治療中も髪のスタイリングをせざるを得ない状況にある人は、Dyson Supersonicヘアドライヤーのジェントルエアアタッチメントをクール設定で使用するようにヒル氏は勧めている。
4. 市販の痛み止めを服用する
日焼けの度合いにもよるけれど、炎症により不快感や痛みを伴う場合には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が効果的かもしれない。これは、激しい頭痛がある場合にも有効な選択肢。レヴィーン医学博士は、必要に応じてタイレノールかイブプロフェンを服用することも勧めており、通常であれば、大抵の症状は1時間ほどで治るとのこと。「ですがこれは、皮膚の治癒を助けるものではありません。単に症状を和らげるためのものです」 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。