今年の夏は頭皮まで日焼け対策を!頭皮の日焼けの症状と鎮め方
全身に日焼け止めをしっかり塗ったのに、頭皮だけが赤くヒリヒリ焼けてしまった経験はない? 残念ながら、頭皮の日焼けは避けにくいけれど、だからといって日焼けの痛みに耐える必要もないとか。 【写真】専門家おすすめ、髪の発育&抜け毛対策に取り入れたい14の食品 実際に日焼けの症状を和らげる方法はいくつかある(詳細は後ほど)けれど、アラバマ州バーミンガムにあるスキンウェルネス皮膚科クリニックの創設者で認定皮膚科医のコーリー・L・ハートマン医学博士によると、日焼けして7~10日以内に症状が治らない場合は、皮膚科医を受診して、局所ステロイド薬や抗生物質を処方してもらう必要がある。 ここからは、頭皮の日焼けの治療法や症状の鎮め方、予防法について、皮膚科専門医と毛髪学者から詳しく学んでいこう。今回はこの内容を、アメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。
頭皮の日焼けの症状
頭皮が焼けたかどうかを確認する方法は? 頭皮の日焼けが引き起こす主な症状は以下の通り。 ・赤み ・皮剥け ・不快感 ・水ぶくれ ・敏感肌 ・かゆみ ・頭痛 太陽の下で長時間過ごすと脱水症状を引き起こし、これによって頭痛が発生することがある。ニューヨーク市にある形成外科Plastic Surgery & Dermatology of NYCの皮膚科ディレクターで認定皮膚科医のジョディ・アルパート・レヴィーン医学博士によると、この場合の頭痛は最大で24時間持続する。また、皮剥けのようなその他の日焼けの症状は、一般的に最大で1週間持続する。水膨れができてしまうほど日焼けが重症の場合には、放置することなく医療機関を受診するように。 これに加え、過去に頭皮を日焼けしたことがある場合は、皮膚科を年に一度受診して、皮膚がんの検査を受けることが望ましいそう。「頭皮の日焼けによる症状は即座に現れる問題ですが、長期的な問題となるのは、日焼けによって肌が受けるダメージなのです」とレヴィーン医学博士。