イスラエル、10月にイラン核関連施設の一部を攻撃=首相
[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は18日、イスラエルが10月にイランの核関連施設の一部を攻撃していたことを明らかにした。 ネタニヤフ氏は議会での演説で「これは秘密ではない。この攻撃でイラン核計画の特定の部分が打撃を受けた」とした。イランの防衛力とミサイル生産能力を低下させたが、核兵器開発計画は阻止されていないとした。 どの施設を攻撃したかは特定しなかった。 イスラエルは10月26日、イランの軍事施設に対して3波にわたる攻撃を行った。 ネタニヤフ首相によると、4月のイスラエルの攻撃はより限定的で、イランの首都テヘラン周辺にあるロシア製S-300地対空ミサイル防衛システム4基のうち1基を破壊した。10月には残りの3基を破壊し、イランの弾道ミサイル生産能力と長距離弾道ミサイルに使用される固体燃料の生産能力に深刻な打撃を与えたとした。